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開基は行基(天智天皇7年(668年) - 天平21年2月2日(749年2月27日))、
一時は衰退していたところを重源上人により再興(文治3年、1187年)と伝えられている。
その後も再建、廃寺、統合、改名などと経て今日にいたっている。
ここの阿弥陀堂には、重源が建立した浄土寺から伝わったものとされている仏像がある。
阿弥陀堂には、5体の仏像の他にも様々な像や仏具などがあり、興味深い。
(1)木造阿弥陀如来坐像 像高 127cm
膝前の裏に次の墨書がある。
「天文廿二八月廿八つ」「寛文五きのへみの 二月 六月 囗光仕囗」
*天文廿二八月廿八つ(天文22年は1553年)
*寛文五きのへみの(寛文5年は1665)
(2)木造聖観世音菩薩立像 像高 137cm (3)木造地蔵菩薩立像 像高 121.8cm
(4)木造毘沙門天立像 像高 150.1cm
(5)不動明王
境内には大きい山桜がありシーズンには花見の人も訪れる。
地図