法光寺の阿弥陀堂は、文治2年(1186年)に重源上人が創建した安養寺古跡で、
阿弥陀如来坐像の外
観音、勢至菩薩、毘沙門天、不動明王及び重源上人自作の上人像など、
八百年前の仏像を安置している
阿弥陀如来の本尊として、法光寺(旧安養寺)創建とともに造られたもの。
像の高さは128cmで、その彫りは力強く、鎌倉初期の特徴がよくでています。
又、最近この像の年輪が東大寺の仁王像(国宝)の年輪と同じということがわかり、
注目を集めています。
この十三重塔は、俊乗房重源上人が東大寺再建用材をこの地に求めた際、
天下泰平、国家鎮護、杣(そま)事業の安全を祈願し、
大般若経の一字一石の写経を埋めて塔を建てたと伝えられている。
現存するこの塔は鎌倉時代後のものと思われる。
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